
材料:タモ柾目、スガツネ工業TG-30GP-BL、ムラコシ オニメD(M10)
サイズ:テーブル天板 横幅1880mm、奥行850mm、厚み約40mm、反止め厚み50mm
テーブル脚 横幅650mm、奥行350mm、高さ660mm
仕上げ:オスモクリア
組 立:ホゾ組み、アジャスター埋め込み
※ボンド使用(フランクリンタイトボンド3 FDA(米国食品医薬品局)承認 食器に使用可)
仕上がり年月:2026/4
天然木の館様からご依頼頂き制作しました。
今回は、天然木の館様で展示販売されていたタモ柾4枚接ぎのテーブル天板のリメイクと、天板置き型の脚の制作です。
全てタモ柾目を使用した贅沢なダイニングテーブルとなります。(脚は四方柾使用)
お預かりしましたテーブル天板は、制作から年数が経っていたこともあり、表面は一件きれいに見えるものの反りが出、裏面には割れや欠けなどが数カ所ある状態でした。(反り止めを入れていても、反る時には反る、とのお勉強になりました)

そこで天板のリメイクメニューは以下となりました。
オイル塗装前の仕上がりはこちら。
表面は、完璧に平面を出し切りますと厚みがそれなりに減ってしまうため、反りがわからない程度に修正。
割れには蝶々(ちぎり)を3箇所。
全ての角は、お子様が万が一頭を当ててしまった場合の怪我予防にと多めに丸みを持たせました。
脚は、搬入と設置の手間を最小限にするため、置き型となりました。(オイル塗装後)
脚上部には、季節と長い年月での天板の反りに対応させるため、アジャスター(滑り止め機能付)を埋め込み。脚底には床傷防止用にフェルトが貼り付けてあります。
作りとしては、お子様方が大きくなるに連れテーブル脚への負荷が増えるだろうと予想し、全て2枚ホゾで強固に組んであります。
組み合わせました仕上がりはこちら。
脚上部は、既設の反り止めを避けつつ反り止めがストッパーとなるようにし、脚下部の桟は、お子様の小さく細い指が万が一にも入ることが無いよう、また、テーブル側面をご使用になる場合には桟に足を載せてご使用いただけるよう、床面との隙間は5mmにさせて頂きました。
ちなみに、撮影時に揺れやズレのテストをしてみましたが、滑り止めも効いているからか、上方向から荷重をかけている分にはびくともしませんでした。天板は載っているだけですからドッカーン!とぶつかりますと流石に危ないですが、お子様方が多少やんちゃをされても大丈夫なはず、な作りです。
今回はお客様が遠方のため、搬入経路や設置場所などは図面での確認となりましたし、実際に板を選んでいただくことが出来なかったため、雰囲気などがご希望どおりとなっておりますか少々不安がありましたが、到着後にとても嬉しいメッセージを頂きましてホッとしております。
明るく、元気なご家族様と共に、末永くお使いいただけますように。
今回、神棚(お札立て)も作らせて頂きました。ありがとうございます。