栃一枚板のカウンターテーブル&桐の抽斗付テーブル台材料:栃(テーブル天板)、栃、檜、桐(テーブル台A)、栃、タモ(テーブル台B)サイズ: テーブル天板 横幅2570mm、奥行390mm(最大)、厚み21mm テーブル台A 横幅426mm、奥行300mm、高さ665mm テーブル台B 横幅360mm、奥行360mm、高さ665mm仕上げ:有機アマニオイル組立:ホゾ組み、蟻継ぎ ※ボンド使用(フランクリンタイトボンド3 FDA(米国食品医薬品局)承認 食器に使用可)仕上がり年月:2025/10 天然木の館様からご依頼頂き制作しました。 お客様の大まかなご要望としては、現在使用しているダイニングテーブルの上に新設のカウンター・テーブルを置き、赤丸を付けた箇所にご依頼主様が着座され、カウンターテーブルにパソコンなどを置きデスクワークを行えるようにされたいとのことでした。 そこで、お客様が気に入られた栃の一枚板、共木2枚(厚み30mmと20mm)のうち、厚み30mmの板をテーブル天板に、そしてもう一枚の厚み20mmの板とタモ材を台に使用し仕上げることに。 厚み30mmの板↓ 厚み20mmの板↓ 詳しいご要望としては以下です。テーブル天板長さ2570mm奥行最大390mm板の耳の形を利用し、PC等の電源コードを床に落とす隙間を作る天板は台と固定せず、上に載せだけの形で使用天板の裏面は反り止めなどが出っ張らないよう、フラットにテーブル台A(左手通路側)材は基本を栃で桐の抽斗付き抽斗表には取っ手を付けず、シンプルに下段に、現在お持ちのケースが入るようにするテーブル台B(右手奥側)L字でタモを使用 今回の課題は、荒材の30mm厚の板に反りとねじりがあるため厚みをどこまで残せるか、通常入れる木の反り止めでは天板裏に出っ張りが出来るため違う方法を取ること、無垢材は動くため既存のテーブルからは浮かせて設置し逃げを作ること、左右に設置する2個のテーブル台はテーブル天板に固定できないため、それぞれ単体で強度を保つこと、となりました。 そうして天板は、若干右端で反りが残ったものの厚みは21mm残しで削りは止め、板の厚みの関係上反り止めはアルミのドイツ製蟻型反り止めを採用。 浮かせた天板中央部分のタレ(たわみ)防止には、アジャスターを設置。(打ち合わせで、天板から10mm浮かせ、アジャスターは4個では無く2個に) テーブル台Bは、L字で強度を出すため蟻継ぎで2枚の板を組み、下段に反り止めを兼ね棚を設置。 そうして試行錯誤し、ようやく仕上がりました。 栃材の流れを利用し作ってほしいとご要望頂きました、パソコンコードを天板下に落とす箇所。 天板裏はフラットに。 台それぞれが独立した強度を保持。 表面はシンプルに、そして長く使用可能なアリ(蟻)で組まれ、A4サイズファイルが入る実用的な抽斗。 無垢材に囲まれゆったりとお過ごしになられることがお好きなように見受けられたご依頼主様とご家族様に、末永くお使いいただけますように。 ご依頼いただきまして、ありがとうございました。



