
材料:天然乾燥檜、ブロック、欅(高さ調整コマ)、ビス
サイズ:横幅 450mm 奥行 約250mm 高さ 100mm→約63mmに修正
仕上げ:尾山製材 木工用みつろうクリーム(原材料:国産菜種油・亜麻仁油・椿油・国産ヒバ油、国産蜜蝋)
組立:ボンド(フランクリンタイトボンド3 FDA(米国食品医薬品局)承認 食器に使用可)
仕上がり年月:2025/6
いつもお世話になっております方が普段ご利用になられている勝手口から出られる際に、段差が大きく苦労されておられたことから、外階段設置の話しとなりました。
その際に勝手口内を確認したところ、床面から戸の敷居までの高さが120mmもあること、その敷居の先は、敷居から120mm下にある階段、という状況でした。そのためその方は、敷居レールの上に一旦上り、その後120mm下にある階段へと降りておられたのです。
そうしますと、敷居レールが砂利などで傷みやすくなるため、ご家族の方は敷居レールを踏まないように声掛けをしておられたとのことです。しかし、段差がかなりありますから、現状では敷居レールを踏まずに外に出ることは難しい状況に。
そこで外階段を造る前に、まず屋内側に高さ100mmの踏み台を造ることとなりました。

檜で枠を造り

裏に高さ調整用のコマを設置

中にブロックを入れて完成。
そこで早速設置しに伺ったところ、何度か踏み台を試してみた結果、高さを半分にして欲しいとの要望を頂きました。
半分にしますと、50mmです。
そして中に入れているブロックの厚みも50mm。
ですが構造上ブロックの支えは必要ですし、屋内とはいえ床面コンクリートの高低差がそれなりにあったために高さ調整用のコマはどうしても必要でしたから、最終的に約63mmとさせて頂くことに。
厚みをテーブルソーでカットし修正。


そうしてやっと設置完了となりました。
外階段を造る前に、使用される方のちょうど良い高さの確認が取ることが出来、本当に良かったです。