天然乾燥の杉材を使用したドア 柿渋仕上げ
天然乾燥の杉材を使用し、柿渋で仕上げたドアになります。

天然乾燥の杉材を使用したドア 柿渋仕上げ

材料:天然乾燥杉、ドアレバー: TXS-1H01 丁番:イージー丁番 120mm
サイズ:横幅 800.5mm 厚み 30mm 高さ 1800mm
仕上げ:無臭柿渋
組立:ホゾ組み
   ※ボンド使用(フランクリンタイトボンド3 FDA(米国食品医薬品局)承認 食器に使用可)
仕上がり年月:2024/3

 

こちらは、引き戸と共に知人からご依頼を頂きましたドアとなり、やはり現場合わせのサイズとなります。

 

ドアですから引き戸とは違い、ドアレバーのはめ込みや丁番の取り付け、さらには柱側にラッチが収まるよう穴をあけて金具を収める必要がありますが、それら全てが初めてのことでしたので、大変強い緊張感が漂うお仕事となりました。

 

ちなみにドアレバーは、長澤製作所の TXS-1H01 を選ばれました。こちらは30mm 厚のドア枠に 21mm の穴を約80mm 開ける必要があります。

 

30mm厚のドア枠に21mmの穴を開けるということは、左右に4.5mmしか余裕が無い上に、真っ直ぐ約80mmドリルで穴を開けるわけです。組み上がったドアに穴を開けて取り付けるわけですから、角度がずれたら始めから作り直し・・・と思いますと恐怖でしかありませんでした。

 

さらに、ドアラッチの受け金具は知人の家本体に穴を開けて収めるのです。間違えれば取り返しがつきませんし、丁番も開閉が良好となるよう取り付けなければなりません。

 

本当に怖いお仕事でした。

 

ちなみに緊張のあまり取り付け後の画像は撮り忘れましたが、初めて制作したドアは無事上手く収めることが出来ました。

 

杉のドアは軽いですが不安定感もなく、見栄えは良いですし我が家にも欲しくなりました。

 

N様、良い経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。