天然木を使用した作業台

天然木を使用した作業台

家具を造る時に必要な作業台を、ヒノキ、米松、杉で作製。各部材には100㎜の厚みがあり、とても頑丈です。

材料:天然乾燥国産杉、米松(天板)天然乾燥国産ヒノキ(台座)SPF(台座)
サイズ:横幅 2000mm 奥行 990mm 高さ 640mm
仕上げ:尾山製材 木工用みつろうクリーム(原材料:国産菜種油・亜麻仁油・椿油・国産ヒバ油、国産蜜蝋)

 

 この作業台が私にとっての初めての本格的な木工作業でしたので、とても苦労しました。その分、出来上がった時の嬉しさは大きかったです。

 

 重量のある天板が乗る台です。全てホゾ組みとなり、ボンドは使用していません。
 ※撮影後、天板がずれないための駒を入れる加工を施しています。

 

 

 杉、ヒノキ、米松は加工時の揮発はとても多いですが、外気にさらされる作業場で使用していることもあり、揮発は比較的早く気にならなくなりました。(削ればニオイは出ます)

 

 なお、あくまでも私見ですが、排出能力が低い小さなお子さんや高齢者、そして化学物質過敏症の方のご自宅内で使用される材としては、特にヒノキや米松はお勧めしません。また、尾山製材さんの木工用みつろうクリームにはヒバ油が入っておりますので、前者のように化学物質に繊細な方の住まわれる屋内用には、私はお勧めしません。